サウナは気持ちがいい、でもルールを知っていますか?
お風呂に入るよりもサウナに入る方が好きというサウナファンは多く、特に男性は旅行に行ったり、温泉会館などの施設に行くと必ずサウナに入り汗絵を流すようです。
サウナは確かに気持ちがいいですし、スッキリするのでストレス解消になるという意見も聞きますが、ルールがある事も理解が必要です。
自宅にサウナがある人は別として、大勢の人が利用するサウナなら、周囲の人に迷惑にならない様に入る事も大切なことになります。
サウナの歴史やルールなどをちょっと理解し、気持ちよく利用出来るようにしておくと、恥をかくこともないのです。
サウナはかなり古くから存在した
サウナの起源をみてみると、なんと1000年前になるというから驚きですし、それほど前から現在に至るまで、サウナが人気を維持しているという事も驚きます。
フィンランドなどはサウナが盛んで、各家にあるというくらいに身近なものとなっているのです。
湿式サウナというもので、焼けて熱く熱した石に水をかける事で蒸発させ、湿度を高くするという方法になります。
非常に寒い国なので、サウナをよく利用するようですが、石に掛ける水の量を多くして湿度をぐっと高めたりする昔ながらの方法です。
白樺の枝を重ねたものを身体に叩きつけるようにしてサウナを利用するので、初めて見た人はびっくりされると思います。
湿式のサウナが多いフィンランドですが、日本の場合、乾式タイプのサウナも多いので、そこでマナー違反が発生することも多いようです。
日本のサウナのルール、それは温冷交代ということ
サウナの多くには、下段、冗談がありますが、上段の方が温度が高くなっているので、暑いのが好きという人は上段を利用するといいと思います。
厚さが苦手という人は下段に行き、通常サウナは温冷交代浴と呼ばれる方法で入浴するのです。
サウナの中で8分から12分程度汗をじっくり流し体の温度を上げておき、その後、水風呂に1分から2分程度、休憩を10分くらい挟み、またサウナに入るという方法になります。
これを通常、2回から3回程度繰り返すのがサウナの入り方です。
お酒を飲んではいるのはNGです
心臓が弱い人などは、長く入るのは危険ですし、医師に確認してからサウナを利用する方がいいと思います。
またサウナはみなさんもご存じのとおり、大量の汗をかくのでアルコールは厳禁です。
よくアルコールを飲んでアルコールを抜くためにサウナに行くという人がいますが、これは非常に危険な事になります。
お酒は水分ではなく体内の水分を出してしまうのに、さらにサウナに入って汗が出れば、脱水症状を起こすこともあるのです。
アルコールはもちろん駄目ですが、病み上がりや、熱が少しあるという時等も、サウナは体力をかなり奪ってしまうので症状が悪化する可能性も出てきます。
サウナの中で水分を取る方もいますが、実はこれもよくないことで、内臓の老廃物を汗で流すことがしっかりできなくなり、サウナの効果を得る事が出来ないのです。