勉強会を開催してスキルアップを目指す!

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ここ最近では、ビジネスにおいてスキルアップのために勉強会を開催する人が増えてきました。
勉強会への参加は多いけど、開催したことがない人に向けて、今回は勉強会の開催の流れについてご説明します。

勉強会のテーマを決める

まず初めに、勉強会のテーマを決めましょう。
そもそも勉強会の目的は何なのか、勉強会で何が得たいのかを考えることは大切です。

ただだらだらと開催するだけでは、参加者側の満足を得ることは難しく、「時間の無駄だったのでは」と思われてしまっては本末転倒ですよね。
きちんと明確な開催理由を説明すれば、おのずと同じ目的を持った参加者を募りやすくなります。

また、どんな人へ向けた勉強会であるかも決めておきましょう。
特定の職種向けなのか、幅広い職業でも活用できるのかだったり、参加者のレベルはどの程度を想定しているのかなども明確にしておくと良いですね。

開催形式

次に、どのような開催形式にするのかも考えておきましょう。

いくつか例で挙げるならば、ワークショップ形式やコンテスト形式、発表会形式など様々。

ワークショップ形式

ワークショップ形式は、参加者側が実際に手を動かしたり、頭を使ったりするスタイルの勉強会です。
この場合、難易度が高過ぎると途中で脱落してしまう人もいるため、アドバイス的な書類などを作成したり、レベルを全参加者が同じくらいになるように配慮する必要があります。
この形式の大きなメリットとしては、参加者自身が達成感を感じやすいという点が挙げられます。

コンテスト形式

コンテスト形式というのは、制限時間内に何かを作成して発表する形式のもの。
一人で黙々と作らせるもよし、チーム単位で協力し合って作成するもよし、参加者の協調性などが垣間見える形式なのでとても面白いです。
ワークショップ形式と同様、参加者自身が終わった後に達成感を感じやすかったり、自分以外の参加者との交流も図れるのでコミュニケーションを取るという意味では最適な開催形式でもあります。

発表会形式

発表会形式は、発表者の話を参加者が傍聴するという形式で、発表者の質がそのまま勉強会の質に直結します。
そもそも、講演してくれる人材を確保することが最大の難点でもあり、そのハードルを下げる試みとして短いプレゼンテーション形式のライトニングトーク形式が行われることが多いです。
講演をお願いする場合は、曖昧な感じで「何かやってほしい」と依頼するより、「ご自身の得意なテーマや専門的な内容」について依頼したほうが、講演する側も話す内容を考えやすくなります。

会場形式

勉強会自体の開催形式が決まれば、次は場所の確保です。
自社のスペースを利用したり、大人数であれば貸し会議室を利用するなど、人数や開催規模によっても異なってきます。

会社の会議室

セキュリティーの関係で社外の人が参加するのは難しいことも多いので、この場合は社内の人だけで行う勉強会には最適の場所です。

貸し会議室

レンタル料などのお金はかかりますが、社内外問わずたくさんの人を募りたい場合におすすめの会場です。
特徴としては、駅から徒歩圏内などアクセスしやすい場所にあり、時間貸しなので1人当たり1,000~2,000円くらいで借りられます。

複数路線が乗り入れしており、且つオフィス街で開催すれば人も集まりやすいですし、代表的な例でいえば丸の内や新宿、品川などが当てはまります。

勉強会の告知

開催形態、場所が決まったら、講演タイトルや場所、日時について告知を行いましょう。
イベント用Webサービスなどもあるので、そういったものを活用してたくさんの人に勉強会について知ってもらう方法もあります。

登録時に集金できるサービスなら、勉強会当日に金銭のやりとりをせずに済みます。
参加費をもらう場合は、赤字にならないように注意し、半分から2/3くらい定員を集めることができれば問題はありません。

まずは他の勉強会に参加するのもアリ!

勉強会を積極的に開催するのに不慣れな方は、まず他の勉強会に積極的に参加してみましょう。
例えば、以下のサイトではWebディレクターやWeb制作者向けの勉強会を探すことができます。
WebZoo(ウェブズー) – Webディレクターを目指す、みんなのコミュニティ。
自分で勉強会に参加し、様子を知ってみることから始めるのも良いでしょう。